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くらしと水道

CO2計算ツール

はじめに

 水は限りある貴重な資源であり、私たちの生活に欠かせないものです。
 近年、地球温暖化をはじめとした地球環境問題が大きな関心事になっています。
 水道事業は地球がはぐくんだ水を資源とし、安心して飲むことができる水としてお客さまにお届けするという、地球環境と深いかかわりを持つ事業です。
 また、水道水は、他の飲料水と比べて、環境にやさしいと言われています。
 水道局では、お客さまに水道の使用を通じて排出されるCO2の量を「見える化」することで環境問題を考える機会を提供し、低炭素型のライフスタイルへの転換に貢献していきたいと考えています。

1 水道1m³あたりのCO2排出量を知ろう

 東京の水道水におけるCO2「見える化」

1m³当たり CO2 239g (令和4年度(2022年度)実績値)

(1m³=1000L)

※配水量1m³当たり二酸化炭素排出量(水道事業ガイドライン、令和4年度、東京都水道局)

なお、過去の1m³当たりのCO2排出量は以下のようになっています。
年度 令和元年度
(2019年度)
令和2年度
(2020年度)
令和3年度
(2021年度)
1m³当たりの
CO2排出量 [g]
253 245 235

なお、こちらの数値は取水段階からお客さまに水道水をお届けするまでのCO2排出量となっており、下水処理に掛かるCO2排出量については含まれておりません。

2 ご家庭の水道使用でどのくらいのCO2が排出されているか計算してみよう

CO2排出量計算ツール

計算したい水道使用量及び水道使用年度(年度により1m³当たりのCO2排出量は変動します。)を入力のうえ、計算ボタンを押してください。

水道使用量: ※検針票記載の使用量を入力してください。
水道使用年度: ※使用した年度を選択してください。
CO2排出量:
g

なお、CO2排出量は以下の式で計算しています。

CO2排出量
[g]
水道使用量
[m³]
×
水道使用年度に応じた
1m³当たりのCO2排出量
[g/m³]

※水道の検針は原則、2カ月に1回です。

このCO2排出量を身近な例で見てみよう
☆ このCO2排出量は  本の木が一カ月間に吸収するCO2と同じ量になります。※1
☆ このCO2排出量は液晶テレビ(32インチ)を  時間見たのと同じ排出量になります。※2※3
☆ このCO2排出量は電球型LEDランプを  時間点灯したのと同じ排出量になります。※3※4
☆ このCO2排出量はガソリン乗用車で  km走ったのと同じ排出量になります。※3※5
☆ このCO2排出量はサッカーボール  個分と同じ重さになります。※6

※1 36~40年生スギ1本が1年間平均で吸収するCO2を約8.8kgとする。(林野庁ホームページより)

※2 液晶テレビ(32インチ)を1時間見たときのCO2排出量を15gとする。(液晶テレビ32インチの最新製品の平均消費電力を34Wとする。(資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2023年版」掲載製品の年間消費電力量の平均値より算出))

※3 電気の排出係数を0.438g-CO2/Whとする。(環境省・経済産業省公表「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)R4年度実績」の全国平均係数より)

        また、ガソリンの排出係数を2.29kg-CO2/Lとする。(環境省公表「算定方法及び排出係数一覧」より。)

※4 電球型LEDランプ(E26電球60形相当)1灯を1時間点灯したときのCO2排出量を3.2gとする。(資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2023年版」掲載製品の平均値をもとに算出)

※5 ガソリン乗用車の平均燃費(2021年度)を23.1km/Lとする。(一般社団法人 日本自動車工業会ホームページより)

※6 サッカーボール1個の重さを410gとする。(日本サッカー協会ホームページより)

3世帯人員別平均CO2排出量と比べてみよう

世帯人員別の1ヶ月あたりの平均使用水量とCO2排出量
世帯人員 1人 2人 3人 4人 5人 6人以上
使用水量(m³) 8.1 14.9 19.9 23.1 27.8 34.1
CO2排出量(g) 1940 3560 4760 5520 6640 8150

使用水量は、令和2年度東京都水道局生活用水実態調査結果を引用。
CO2排出量は、令和2年度東京都水道局生活用水実態調査結果の使用水量を基に、CO2排出量に換算。

4 水道使用によるCO2排出量を削減するために、できることを考えてみよう

 

 水道使用によるCO2排出量を削減するためには、水を大切に使う心がけが重要です。
 次のページでは、節水のための手法やアドバイスが記載されています。
 限りある水資源を上手に使う習慣を身につけ、CO2削減に向けた取組につなげていきませんか?

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