平成22年 8月12日
水道局

多摩水道改革計画(2010−2014)の策定について



 東京都水道局では、多摩水道改革計画(2010−2014)PDF931KB) を策定しましたのでお知らせします。


多摩地区水道の現状と課題

 東京都水道局は、平成15年に策定した「多摩地区水道経営改善基本計画」に基づき、経営改善や事務委託解消を着実に推進してきました。このことにより、これまで各市町域に限定されていたお客さまサービスや施設管理体制がより広域的かつ効率的に展開できるようになり、お客さまの利便性や給水安定性が大きく向上しています。
 一方で、事務委託の解消の過程で、業務一元化への円滑な移行や監理団体を活用した更なる効率化など、新たに取り組むべき課題が顕在化してきました。
 また、市町域を越えた施設整備など、給水安定性の向上のために事務委託の解消を契機に本格的に取り組んでいく課題もあります。

計画の目的・期間

 本計画は、これまでの多摩地区経営改善基本計画の成果を踏まえ、今後、都営水道にふさわしい広域水道としてのメリットが更に発揮できるよう、事務委託解消の過程で新たに顕在化した課題に緊急かつ積極的に取り組むとともに、事務委託の解消を契機に本格的に対応すべき課題へ早急に取り組むため、事務委託の完全解消のめどがたった平成22年度から5年間を計画期間とし策定するものです。

取  組  施  策

   業務一元化への円滑な移行
     市町への事務委託を解消し、業務の一元化を円滑に進めるために、業務方法や施設仕様の見直しを段階的に推進していきます。
 → 「料金未納率等の改善」、「設備更新に合わせた仕様の段階的統一」、「地元事業者の育成と契約方法の段階的な見直し」
 
   事業運営の更なる効率化
     市町から移行を受けた業務は、主に監理団体が担うこととなりますが、監理団体における業務量の急速な増加を踏まえ、業務フローの見直しや監理団体との連携強化をより一層推進していきます。
 → 「業務フローの見直し」、「監理団体との連携強化」、「多摩お客さまセンターの利用拡大」
 
   市町等との新たな関係構築
     事務委託を解消し、東京都水道局と市町等との役割分担を再構成していく上で、防災対策面でも日常業務の面でも、東京都水道局と市町等との新たな連携・協力体制を構築していきます。
 → 「市町との多面的な連携」、「防災対策における多様な主体との連携」
 
   事務委託解消を契機に本格的に取り組む課題
     多摩地区の給水の安定性を向上させるため、これまで、広域的・一体的な施設管理体制を、また、事故時等の迅速な出動態勢を確立してきました。今後は、地盤の高低差やバックアップ機能等を考慮した広域的な施設整備に本格的に取り組みます。
 → 「配水区域再編による給水安定性とエネルギー効率の向上」、「管網整備等による広域的バックアップの強化」、「給水所等の整備による給水安定性の向上」
 
問い合わせ先
多摩水道改革推進本部 調整部 経営改善課
電 話:042-548-5362