（１）人材（財）の確保

計画	実績
様々な脅威に的確に対応していく危機管理体制を確立 水道施設の再構築を着実に進めるための執行体制を確立 水道局と監理団体が一体となって水道事業を支える人材（財）を確保・育成	専門性に着目した任用ルートとして、平成28年度から行政専門職（水道危機管理、設備管理調整等）を設置し、３名が合格 監理団体から水道局へ研修員を受入れるための枠組みを構築

評価
行政専門職の設置により、複線型任用制度として、専門人材の確保を図り、様々な脅威に的確に対応していく危機管理体制の確立と水道施設の再構築を着実に進めるための執行体制の確立を図りました。 当局及び監理団体間における人材（財）の相互交流に向けた取組を推進し、強固な人材（財）基盤の確立に寄与しました。

（２）人材（財）の育成

①危機管理能力の向上

計画	実績
体験型研修や事故事例等に基づく研修の充実	職員教育訓練システムを使用した研修　４科目 事故事例等に基づく研修　７科目

評価
職員訓練システムを使用して事故や災害を疑似体験することにより、職員の危機管理意識の啓発及び初動対応能力の向上を図りました。 建設機械に起因する事故防止のため、研修フィールドに重機を搬入し、実際の事故事例を学ぶ研修を新設、事故事例等に基づく研修の充実を図りました。

②現場における実務能力の向上

計画	実績
実技フィールドでの研修 各職場でのOJTの推進	実技フィールド等を活用した体験型研修　17科目 ＯＪＴ技法・組織運営力向上等の研修　　６科目

評価
実際の現場に近い環境を整えた体験型の実習施設を活用した研修により、現場における実務能力の維持・向上を図りました。 各職場でのＯＪＴを支援するため、ＯＪＴで中心的な役割を果たす課長代理級を補佐する主任向けに、ＯＪＴ技法の習得を目的とした研修を新設しました。

③コンプライアンスの徹底

計画	実績
汚職等非行防止に関する研修などを充実させ、使命感・倫理観を高めるなど、意識改革を行う	コンプライアンスに関する研修　16科目 （汚職等非行防止、情報セキュリティ、人権問題等）

評価
平成28年度の研修計画から、課題別研修と職場研修にコンプライアンス研修の区分を設け、充実を図りました。 「企業理念と経営課題」に関する研修を実施し、局の経営方針を職員に徹底し、ガバナンスの強化を図りました。

④国際感覚の醸成

計画	実績
2018年国際水協会（IWA)世界会議の東京開催を見据え、国際感覚と語学力を備えた人材（財）を育成	国際感覚を醸成する研修　３科目 英語力向上に向けた研修　４科目

評価
第一線で活躍している専門家や実務経験者から海外事情やノウハウを学ぶ場や、海外研修や海外プロジェクト等の参加者から体験談を聞く場を設け、職員の国際感覚の醸成を図りました。 国際会議等での発表資料等の作成を想定した研修や、2018年ＩＷＡ世界会議・展示会を円滑に運営していくための研修等を実施し、職員の語学力の底上げ及び強化を図りました。