水道事業紹介
東京水道イノベーションプロジェクト
これまで東京都水道局は、長い歴史の中で様々な課題を克服しながら発展し、現在では、世界トップレベルの低漏水率、災害時にも水を届けるバックアップ機能、高度浄水処理による安全でおいしい水の供給などといった水道システムを構築しています。
また、近年では、社会の一員として貢献するため、環境・エネルギー対策や国際貢献など、様々な施策を展開しています。さらに、安全でおいしいだけでなく、環境にやさしい、家計にやさしい、生活にかかせないといった水道水の持つ様々な優位性をお客さまに伝え、水道事業への理解向上に努めています。
こうした中、今後東京では、IWA世界会議や東京2020大会など、国内外から多くの方が集まる世界的な行事・イベントが行われることとなり、これらを東京水道の強みや魅力を発信する絶好の機会として捉え、平成28年2月に本プロジェクトを始動しました。
プロジェクトの体系及び施策について
本プロジェクトは、「安全・安心を実感できる」、「優れた技術・ノウハウにより成長を続ける」、「将来を見据えて挑戦する」という三つの区分で構成されています。各施策は以下のとおり。
区分 | |
---|---|
安全・安心を実感できる | 東京水のラベルデザインを活用した広報展開 |
みんなでつくる水源の森 | |
水道水質モニター | |
東京水道あんしん診断アンケートの活用 | |
工事のお知らせビラを活用したPR | |
工事現場を活用したイメージアップ | |
東京水道災害救援隊(Tokyowater Rescue)による迅速な支援 | |
多様な主体と連携した危機管理 | |
タブレット端末等を活用した窓口サービスの向上 |
優れた技術・ノウハウにより成長を続ける | ミスト設備の導入支援 |
---|---|
IWA世界会議における東京からのメッセージ発信 | |
水道フォトコンテスト都民投票 | |
水道のインフラを巡るツアー | |
東京水道名所の選定 | |
国内の水道事業体への貢献 | |
東京水道の技術情報の発信強化 | |
東京水道人材(財)育成の拡充 | |
HPの刷新、多言語化 | |
海外水道事業体への貢献 |
将来を見据えて挑戦する | スマートメータ化モデル事業 |
---|---|
新たなロボット技術の活用 | |
水質監視体制の強化 | |
区部と多摩地区のサービス格差の解消 | |
ペーパーレス化による環境対策、業務の効率化の実現 |
施策の推進について
発信力や費用対効果などについて、PDCAサイクルによる見直しを図りながら、各施策を推進しています。
また、現在推進中の施策に加え、都政の動きやお客さまの声を踏まえた新規施策を検討し、プロジェクト全体のブラッシュアップを図っていきます。