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水源・水質

トピック第9回 水道の水源

水道の水源

 水道の水はどこから来ているかご存じですか?
 今回は、水道水のみなもと(水源)についてご紹介します!

1)水道水源の内訳

 水道水源の種類には、河川水の他、ダム湖水、湖沼水、地下水などがあります。日本の水道水源は約7割が地表水で、残りの3割は伏流水(ふくりゅうすい)や地下水等です。

図

2)地表水の性質

 河川やダム湖、湖沼などの陸地表面に存在する水を地表水といいます。河川水は降水状況などの自然条件によって水質が変動しやすいという特徴があります。反対に、ダム湖水や湖沼水は河川水ほど水質の変動は大きくありませんが、いったん汚濁が進行すると、水の動きが小さいため、回復に時間がかかります。

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河川水(江戸川)

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ダム湖水(小河内貯水池)

図2 水道水の水源(地表水)の例

3)伏流水及び地下水の性質

(ア)伏流水

 伏流水とは河川水等の地表水が周辺の砂層などの中に浸透して流れる水のことをいいます。伏流水は地中でろ過が行われるため、地表水と比べて水質がよく、濁りが少ないのが特徴です。

図

図3 伏流水の模式図
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(イ)地下水

 地下水には、浅井戸水と深井戸水があります。一般的に、水を通しにくい層より上の深さが10〜30m程度の比較的浅い地下水を浅井戸水、水を通しにくい層より下の地下水を深井戸水といいます。いずれの井戸水も水質は良好で安定していますが、浅井戸は地上からの影響を受けることがあります。一方、深井戸は地上からの影響は少ないですが、一度汚染されてしまうと、影響が長く続いてしまいます。

 図1 日本の水道水源の内訳(平成22年度水道統計 日本水道協会)

図4 浅井戸及び深井戸の模式図

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