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水源・水質

トピック第15回 水源における取り組み

水源における取組み 良質な水道水をお届けするために

 「水源」は、水道水の‘みなもと’です。水源の水質は、水道水の水質に大きな影響を与えます。今回は、東京都水道局が実施している、水源の水質管理に関する取組みを紹介します。

水源における定期的な水質検査

 水源水質の状況を把握することは、適正な浄水処理等を行っていく上でとても重要です。
 東京都の水源は、利根川、荒川、江戸川、多摩川、相模川など、その流域は関東地方のほぼ全域に及び、定期的な水源水質調査として、約60箇所(図1.赤点の箇所)において、おおむね月1回の頻度で水質調査を実施しています。

図1 東京都水道局の水源調査地点
地図をクリックすると拡大します

水源における突発的な水質汚染への対応

 廃棄物や廃油などの河川への不法投棄や工場排水の流入などは、水源水質を汚染する要因となります。汚染物質が水源へ流入した際には、水道水に影響を与えないように、取水制限や浄水処理の変更などの早急な対応が必要です。

(対応その1)

 水源における水質汚染事故が発生した場合は、関係機関との連絡網により緊急連絡を行い、情報の交換などにより水道水への影響を未然に防ぎます!

河川を管理する国土交通省、水源地域を管轄する行政機関及び関係する水道事業体での通報連絡網が整備されています。

(対応その2)

 緊急車及び水質試験車等の機動性を生かし、事故原因やその規模などについて早急な調査を行い、取水及び浄水処理への影響等を判断して、水道水に影響しないようにします!

写真 水質試験車(左)と緊急車(右)写真 水質試験車内での試験風景

水源の水質保全活動

 水道水源林は、水道水のもとになるきれいな水をはぐくみ、土砂がダムに流れ込むのを防ぐなど、大切な働きを持っています。
 東京都の水道水源林は、多摩川の上流の東西約31キロメートル、南北約20キロメートルに及ぶ広大な面積を有しており、この水道水源林を維持・管理し、良好な状態を保つことにより、水質の向上安定、した河川流量の確保に努めています。
 また、貯水池で水に「におい」をつける藻類などが大量に発生しないように、水質保全対策を実施しています。
 さらに、関係する水道事業体などと協力して、国等への水源の水質保全についての要望、流域の主要な事業者に対しての水質汚濁防止の要望等を行っています。

写真 小河内貯水池

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