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水源・水質

トピック第28回 給水栓自動水質計器

第28回 給水栓自動水質計器

水道は、安全な水をいつでもみなさまの元へお届けしなくてはなりません。
今回は、蛇口の水質を見守る目「給水栓自動水質計器」についてご紹介します!!

1)給水栓自動水質計器とは?

浄水場で作られた水道水は、水道管を通って、みなさまの元へ届けられています。
これはとても長い旅で、浄水場を出てから24時間以上かかることもあります。
そこで、お届けするまで水道水が安全であることを確認するため、24時間365日自動で水質を監視する計器を、都内の蛇口に設置しています。


図1 給水栓自動水質計器

2)都内にどれくらいの数あるの?

主に都内の公園や都の施設に131台の自動水質計器が設置されています。
地域ごとの水質を漏らすことなくチェックするため、都内全体にまんべんなく設置しています。


図2 給水栓自動水質計器の設置場所

3)測定している項目

給水栓自動水質計器では、様々な項目を測定して水道水の安全を見守っています。今回はその代表的なものについて紹介します。

(ア)残留塩素

水道水中に含まれている塩素の濃度です。
水道水は塩素消毒をすることが法律で義務付けられており、蛇口から0.1mg/L以上検出されなければならないと決められています。
しかし、塩素濃度は時間と共に緩やかに減少するので、様々な場所で濃度を監視しています。
また、濃度が高いとカルキ臭などの臭いの原因となることもあるので、適切に管理しています。

【コラム】塩素の消毒効果の持続性
 上で述べたとおり、塩素濃度は時間と共に緩やかに減少しますが、完全に消失するまでにはある程度時間がかかり、消毒効果に持続性があります。一方、オゾンや紫外線による消毒効果は持続性がありません。浄水場から蛇口まで長い旅をする水道水にとって、この持続性がその道中の安全確保に重要な役割を果たします。また、蛇口から出た後も消毒効果は生きており、水道水は塩素がない水よりも長い間保存することができます。

左図:消毒効果のイメージ

(イ)濁度・色度

水道水中に含まれている濁りや色です。
浄水場を出るときに色や濁りがないことを確認していますが、みなさまの蛇口まで大きく変化していないことを確認するため、常時監視を行っています。

(ウ)電気伝導度

電気の通りやすさの指標です。
水質が変わると数値が敏感に変化するため、水質の変化をいち早く感知することができます。

上記項目のうち、残留塩素と濁度・色度については、当日の9時の測定値をホームページにて公表しておりますので、ご確認いただけます。

https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/kekka/today.html

4)より詳しい水質検査

計器による自動測定だけでなく、定期的に職員が蛇口から採水を行い、より多くの項目について測定を行っています。この測定結果もホームページからご確認いただけます。

https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suigen/kekka/27.html

水質検査のイメージ1 水質検査のイメージ2
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