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プレス発表

平成30年4月20日 水道局

今後の給水見通しについて

 昨日、平成30年度第1回利根川水系渇水対策連絡協議会幹事会(春季定例会)(注)及び平成30年度第1回荒川水系渇水調整協議会(春季定例会)(注)が開催され、利根川上流のダム群等の貯水状況や今後の対策等を関係者間で確認しました。

 多摩川水系の水源状況とあわせて、都の今後の給水見通しについて、下記のとおりお知らせします。

1 水源状況

(1)利根川水系及び荒川水系

 利根川上流8ダムの貯水量PDF334KB)は、4月18日(水)現在4億2,015万m3、貯水率91%であり、平年の貯水量3億4,071万m3に対して123%と平年を上回っています。

 また、荒川4ダムの貯水量PDF260KB)は、1億987万m3、貯水率76%であり、平年の貯水量9,539万m3に対して115%と平年を上回っています。

(2)多摩川水系

 多摩川水系貯水量PDF278KB)は、4月18日(水)現在1億8,582万m3、貯水率85%であり、平年の貯水量1億6,813万m3に対して111%と平年を上回っています。

 なお、積雪状況PDF407KB)は別添のとおりです。

2 今後の給水見通し

(1)  気象庁発表の気象情報(1か月予報;4月14日から5月13日までの天候見通し)によると、向こう1か月の降水量は「ほぼ平年並」の見込みとなっています。

(2)  国土交通省関東地方整備局によると、利根川上流5ダム(矢木沢、奈良俣、藤原、相俣、薗原)は、気温上昇に伴い融雪によるダムへの流入量が増加しており、満水状態に向かう見込みです。しかし、今後は水需要の多い時期になることから、降雨状況によっては、利根川上流8ダムの貯水量が不足することも考えられます。このため、上流域の融雪状況や降雨、農業用水や都市用水の水利用を十分考慮して、既存施設等を広域的かつ効果的に活用し、きめ細かい運用を行っていくとしています。

(3)  多摩川水系の貯水状況については、平年を上回る状況となっています。しかし、今後の降雨状況によっては、貯水量が不足することも考えられます。このため、降雨状況や河川流況に応じて効率的な水運用を実施し、貯水量の確保に努めてまいります。

 都といたしましては、引き続き水源状況、気象情報等を慎重に見守りながら、安定給水の確保に努めてまいります。都民の皆さまには、日頃からの節水にご協力をお願いいたします。

 なお、「水道局ホームページ」(アドレスhttp://www.waterworks.metro.tokyo.jp/)及び「水源情報ダイヤル」(電話03(3528)3900)では、貯水量の情報をお知らせしています。

 (注) 開催結果については、国土交通省関東地方整備局ホームページにてお知らせしています。

問い合わせ先

浄水部浄水課

  • 電話:03-5320-6473

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