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TOKYO高度品質プログラムの運用

TOKYO高度品質プログラムの運用

 「TOKYO高度品質プログラム(東京都版水安全計画)」は、東京都の71か所すべての浄水場(所)及び送配給水について策定したリスクマネジメントに関する新たな水質管理手法の「水安全計画」に加えて、浄水場(所)におけるISO 9001に準じた品質管理及び水質検査の信頼性を保証するISO/IEC 17025の三者を一体で運用する総合的な水質管理です。
 これにより、より高いレベルの水道水の安全性とおいしさを実現するとともに、ノウハウのマニュアル化とPDCAサイクルによる定期的な見直しによって、将来にわたって東京水道の高い技術力の維持・向上を図ります。また、こうした東京水道の取組を積極的に情報発信することなどにより、水道水への信頼性の更なる向上に努めています。

「TOKYO高度品質プログラム(東京都版水安全計画)」の概要

「TOKYO高度品質プログラム(東京都版水安全計画)」では、平常時には、浄水場(所)において、ISO 9001に準じた品質マニュアル等に基づき、水質管理をさらに徹底します。また、水道水質に悪影響を及ぼす可能性のある危害の発生時には、水安全計画に基づいて管理対応措置を実施して、影響を未然に防止します。
 さらに、これらによって確保された水道水の高いレベルの安全性とおいしさを、ISO/IEC 17025の高い精度の水質検査で確認します。
  • 「TOKYO高度品質プログラム(東京都版水安全計画)」を着実に運用することで、より高いレベルの水道水の安全性とおいしさを実現するとともに、水道水への信頼性の更なる向上に努めています。
  • 東京水道の多種多様な水源の特性と様々な施設規模、これらの条件に適合した浄水処理方式を網羅した「TOKYO高度品質プログラム(東京都版水安全計画)」は、今後、水安全計画を導入する多くの事業体の参考となる内容を備えたものであり、水源を共有する事業体だけでなく、わが国の水安全計画の普及・促進を図るための先行的なモデルとなるものです。

水安全計画とは・・・

 世界保健機関(WHO)が提唱しているリスクマネジメントに関する新たな水質管理手法で、水道水の高い安全性を確保することができます。水道局では、平成18年度に全国で初めて、三郷浄水場で策定し、19年度から運用しています。

ISO 9001とは・・・

 国際規格の品質マネジメントシステムで、水道局では、平成18年度に三郷浄水場で認証を取得し、このノウハウを他の浄水場及び浄水所に反映させて品質管理レベルの高度化を図りました。

ISO/IEC 17025とは・・・

 水質検査の客観的な信頼性を保証する国際規格で、試験所の品質システムが整備されているとともに、現実に技術力があることを証明するものです。水道局では、平成15年度に水質センターにおいて全国の水道事業体に先駆けて認定を取得しています。

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