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水道水における有機フッ素化合物について

 一部報道にありました、水道水における有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)※1については、東京都水道局では万全の対応をとっております。
 水道水の水質については、下記の検査結果のとおり、暫定目標値を下回っており、問題ありませんので、ご安心ください。
 以下に、これまでの有機フッ素化合物への水道局の取組をご報告します。


 水道水における有機フッ素化合物については、法的な規制値を設定している国はなく、一部の国で目標値等が設定されているものの、検出状況の把握や最新の科学的知見の収集が現在も行われていることから、その値は各国で異なっています。
 一方、国内においては、令和2年4月1日より、「PFOS及びPFOAの合算値で50ng/L※2以下」とする暫定目標値※3が新たに適用されています。


 水道局では、暫定目標値が設定される前の令和元年6月より、アメリカの健康勧告値 70 ng/L(PFOSとPFOAの合算値)を目標に水質を管理し、井戸を水源とする多摩地区の浄水所のうち、PFOS及びPFOAが高い濃度で検出された一部の井戸を一時停止する等の対応を行っています。
 さらに、令和2年2月及び3月に、国から新たに示された検査方法により検査を行い、給水栓における測定値が暫定目標値を超過した浄水所については、井戸水源の一部又は全部を停止する対策を実施しました。

 これにより、都内全ての給水栓において、PFOS及びPFOAの値が暫定目標値を下回っていることを確認しております。

 今後も継続してPFOS及びPFOAの検査を行い、水道水で安定的に目標値を下回るよう管理を徹底するとともに、検査結果を定期的にホームページに掲載していきます。

※1 耐熱性や耐薬品性に優れ、フライパンの表面加工、撥水剤や泡消火剤として幅広く使用されています。PFOS は平成22年に国内での使用・製造が禁止されており、PFOAについても、現在、国内での使用・製造を禁止する動きがあります。

※2 ng/Lとは、水1リットルあたり10億分の1グラムの物質が溶解していることを表します。
「単位」についての説明はこちら

※3 ヒトが一生涯毎日2L飲用しても問題ないとされる値

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関連情報

水道水中の有機フッ素化合物に関する各国の目標値等

日本における水道水質に関する基準等

有機フッ素化合物に関するQ&A

令和2年1月8日 水道水における有機フッ素化合物について

令和2年3月24日 有機フッ素化合物への水道局の対応について

問い合わせ先

(区部)

浄水部浄水課

電 話: 03-5320-6448
メール: suitekikun@waterworks.metro.tokyo.jp

 

(多摩)

多摩水道改革推進本部
調整部技術指導課

電 話: 042-527-6782
メール: suitekikun@waterworks.metro.tokyo.jp

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